2026.10.12 【11月7日】尾形純「寂びの余白」 日本橋N11ギャラリーでは、尾形純個展「寂びの余白」を開催いたします。 寂びの余白 本展では、日本の庭や茶の文化に見られる意匠を手がかりに、そこに宿る「時間」と「余白」を、抽象絵画を通して見つめます。 尾形は、岩組や水、植栽、茶碗など、日本の美意識に連なる形をそのまま描写するのではなく、削ぎ落とし、単純化することで、色彩と余白による抽象表現へと置き換えてきました。 鮮やかな色が時を経て褪せ、深まり、静かな色へと移ろうように、「寂び」とは時間を経たものに現れる美しさ。そして「余白」は、単なる空白ではなく、そこに流れる時間や、見る人の記憶や感覚を受け入れる空間でもあります。 映えるものから、枯れていくものへ。 形から、余白へ。 風景から、その奥にある時間へ。 形の向こうに流れる時間と、描かれない空間に宿る日本の美意識を見つめます。 「寂びの余白」 アーティスト:尾形純 主催:日本橋N11ギャラリー 開催期間:2026年11月7日(土)〜11月22日(日) 休廊日:月、火、水曜日 開催時間:13〜19時 開催場所:東京都中央区日本橋本町1-2-8 N11ビル 1・2F 公式ホームページ:https://n11-gallery.com/ 問合せ:info@n11-gallery.com 尾形 純 Jun Ogata Artist | 尾形 純 Jun Ogata 1962年東京都大田区に生まれる。祖父の大津陽信 は昭和に活躍した水戸出身の水戸派の彫金家で、祖父から深い影響を受け幼少時代を過ごした。 東京藝術大学大学院に進学し、絵画の保存修復技術や西洋の伝統的な絵画技法の研究を修めた。 その後、文化庁在外派遣研修により渡米、ニューヨークの修復スタジオRustin Levenson ArtConservation Associates(現 Art Care Coservation)へインターンとして滞在し、さまざまな絵画 の研究と修復実務の経験を養い、ニューヨーク市の施設内での作業にも従事した。 1998年に帰国し、主に国内のギャラリーで個展を軸とした発表活動を始め「茶の湯」や「日 本庭園」から着想し、古来より日本の生活空間に存在してきた襖絵や軸、屏風に代わる現代の 和をミニマルな抽象に表現し、ギャラリー、美術館や博物館などで発表を続けている。 作品制作は古来の庭園に倣い「見立て」また、「部屋に庭を飾る」というコンセプトによって制作を続けている。近年では公共的空間、ホテルやレジデンス、レストラン、病院など、人の集う空間、いわゆるパブリックアートの制作にも注力し、中山英之氏の設計デザインによる中国府邸菜・厲家菜 銀座の客室の絵画制作を担当。その他、国内外のさまざまな施設へのコミッションワークを手がけている。 日本国内と同時に、ニューヨーク、ロンドンなどのセレクト展にも参加し、2015年にはロンドンのギャラリーが主催した”Griffin Gallery Open” Winsor & Newton PaintingPrizeにおいてファイナリストに選出された。また東南アジア・シンガポールなどへ活動の場を広げ、 2019年にはベトナムのハノイで開催された、アジア圏各国の作家を一堂に会し、その作品を展示したベトナム政府主催の「アジア代表芸術家による精選美術作品展ハノイ2019 」において唯一の日本人作家として招聘された。 米国より帰国後、画家としての活動と同時に、ニューヨークで過ごした修復スタジオをモデルに、都内で修復工房Tokyo Conservationを主宰し、美術館や博物館、公共施設や企業美術、さらにギャラリーから個人コレクターまで、さまざまな絵画修復の案件を組織的に取り組んでいる。 近年では社会的な問題となっている異常気象に伴う災害から被災した美術品の修復にも積極的に携わっている。また修復の対象の一つでもあった戦時下の戦争記録画の調査や編さんが起点となり、2023年に原爆の図丸木美術館、翌年に飯能市立博物館、港区立郷土歴史館に於いて母親の見た空襲の炎色の記憶を表現した絵画展を巡回開催している。 公式HP https://jun-ogata.com/ Instagram https://www.instagram.com/ogata_jun/ Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%BD%A2%E7%B4%94 Tweet Share 【10月10日】 「 刀からあなたは選ばれるのか?展 3rd」 最近のお知らせお知らせ一覧 2026.09.04 【10月10日】 「 刀からあなたは選ばれるのか?展 3rd」 2026.08.11 【9月12日】ポポーススィ「POPPIN’ POISON PUNCH」 2026.08.01 【8月15日】未山唯「はなれて、みる」 2026.07.08 【7月25日】新海友樹子「誰でもない身体」 2026.06.10 【6月20日】Miyu Higuchi「veil」