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【10月25日】尾形 凌/HUMANZ

日本橋N11ギャラリーでは、尾形凌による展示
「HUMANZ」を開催いたします。

【展示概要】「 HUMANZ」

尾形は「妖怪」というモチーフを通じ、人間の内面や社会の歪みを
ユーモラスかつ鋭く描き出してきました。
古来、妖怪は人間の理解を超えた存在、あるいは
人の心の影として語られてきました。
本展では、人と妖怪の境界が溶け合う世界を描き、
「人間らしさ」とは何かを問い直します。

東京藝術大学先端芸術表現科を卒業し、現在は同大学大学院に在籍する尾形は、
漫画的ユーモアと現代的な社会観を融合した独自の筆致で注目を集めています。
「人間を描くことは、自らが妖怪になること」と語る彼の視点は、
鑑賞者の自己像をも揺さぶり、人間存在の不確かさと豊かさを同時に浮かび上がらせます。
ぜひ本展で、あなたの中の“妖怪”と出会ってください。

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【展示概要】「HUMANZ」
アーティスト:尾形凌
主催:日本橋N11ギャラリー
開催期間:2025年10月25日(土)〜11月14日(金)
休廊日:月、火、水曜日
開催時間:13〜19時
開催場所:東京都中央区日本橋本町1-2-8 N11ビル 1・2F
公式ホームページ:https://n11-gallery.com/
問合せ:info@n11-gallery.com
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【アーティスト】尾形 凌 Ryo Ogata

 

2001年4月生まれ
東京都港区在住

2018
清明亭のための屏風絵の制作発表 世田谷区深沢
[イベント参加]TOKYO2020 浜離宮恩賜庭園

2019
ZERO展 ZERO会賞受賞

2019
[個展] First Exhibition「おじさんin居酒屋」うなぎ・やきとり鳥駒 田町
[イベント参加] WELCOME to Tokyo PROJECT 「2019 TOKYO MITE」
[個展]「月下老人」於:芝正伝寺

2020
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 入学

2021
初の書籍「おじさん日記」を小学館集英社プロダクションより出版
[個展]「100 FACES 100人の似顔絵」 esu gallery 祐天寺

2022
[個展]「Fiction-The RYO OGATA BAND」  Marco gallery 大阪心斎橋

2023
[グループ展]「日本橋アナーキー文化センター Vol.5」 日本橋

[個展] 「涅槃・NIRVANA」 at diginner gallery  自由が丘

2024
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 卒業
[グループ展]「Saturday Night Once More」 (WALL_alternative  西麻布)
東京藝術大学 美術研究科 修士課程 入学
「藝大アーツイン丸の内 2024」 三菱地所賞受賞
[グループ展] 「MEET YOUR ART FESTIVAL 2024」( 天王洲運河一帯 )
藝大アートプラザ企画展「Beautiful Foolishness~遊びをせんとや生まれけむ」
[グループ展]「YANMAR DESIGN みらいのけしき展」 ( YANMAR TOKYO 八重洲 )

2025
[グループ展]「START Box EXHIBITION vol.3」( YAU CENTER 有楽町)
[グループ展]「てやんでい べらぼうめ展」( 27 gallery tokyo 日本橋)
[個展]百鬼夜行 diginner gallery

【ステートメント】

私は日頃より妖怪をテーマに作品を制作している。
古来より妖怪は常に人間と表裏一体の関係にある。
人間が理解できない範疇のことや、人間社会において不都合なこと、
また自然界で起こる様々な事象も妖怪に託されてきた。
彼ら妖怪は常に姿形を変えて私たちの生活に溶け込んでいるのである。
時に私たち人間自身も妖怪化していき、彼らとの境界線は曖昧になる。
「人間らしさ」を求める時、僕らは妖怪化し、
妖怪達は私達を観察するうちに人間になっていくのかもしれない。
言わば人間を描くことは其の実、
自分自身が妖怪にならなければ描けないのである。

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