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【2月18日】城田崚吾/去っていった少年

日本橋N11ギャラリーでは、城田崚吾による個展「去っていった少年」を開催します。

去っていった少年

本展は、断片的に記録された時間の層をレイヤー構造として重ねることで、作品の内部に時間そのものを内包させるよう制作された作品群です。重なり合うイメージや痕跡は、単一の瞬間では捉えきれない経験の厚みを示し、鑑賞者が作品と向き合う中で、それぞれの時間感覚を立ち上げていきます。

城田にとって絵を描くという行為は、孤独を守りながら、同時に自由へと開かれていくための手段です。本展では、そうした制作行為の持つ価値を提示します。

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【展示概要】「去っていった少年」
アーティスト:城田崚吾
主催:日本橋N11ギャラリー
開催期間:2026年2月18日(水)〜3月7日(土)
休廊日:日、月、火曜日
開催時間:13〜19時
開催場所:東京都中央区日本橋本町1-2-8 N11ビル 1・2F
公式ホームページ:https://n11-gallery.com/
問合せ:info@n11-gallery.com
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城田 崚吾 Ryogo Shirota

Artist | 城田 崚吾

私は、光や時間といった瞬間的なものと、触れることやムービングなどの身体的な経験とのあいだに横たわる距離を、制作を通して埋めようとしています。日常の中で記録された写真やスケッチは、ある一瞬を切り取るメディアであり、その断片的な像は時間の経過とともに変容していきます。一方で、絵具や版画の素材に触れる身体的な行為は、作家自身の感覚や記憶を媒介し、画面上に痕跡として定着します。私はその両者のあいだに生まれる距離を、制作の過程の中で少しずつ手探りで埋めようとしています。

私にとって制作することは、喪失、あるいはそれによって生じるアイデンティティの揺らぎを受け入れ、新しい自分へと変化していくための学習の過程です。トラウマや喪失と向き合いながら、自分自身や社会、制作や美術活動の中で新たな自己を見出し、再構成していくことを目的としています。絵を描くという行為は、その過程において自分の孤独を守り、同時に自由へと開かれていくための手段であり、本展示ではその価値を提示したいと考えています。

略歴
1999年 千葉県生まれ
2020年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻入学
2024年 東京藝術大学卒業
東京藝術大学 大学院入学
現在  東京藝術大学修士課程第一研究室所属

展示歴・受賞歴
2020年
藝大の猫展 2020 藝大アートプラザ

2021年
ハガキサイズ展 銀座中央ギャラリー
グループ展「春の讃歌展」 東京九段耀画廊
グループ展 「よりみち」 高円寺 gallery33 SOUTH
グループ展 「光の家」目黒 rusu
グループ展 「埋もれ木にふれる」 目黒 rusu

2022年
グループ展「うたの心展」 東京九段耀画廊

2023年
藝大アートプラザ大賞展2023
「ギャラリーに行こう2023」 数寄和ギャラリー
学生選抜展2023 Gallery美の舎
TOKYO GEIDAI ART FES 2023 佳作

2024年
第72回東京藝術大学卒業・修了制作展
藝大アートプラザ・アートアワード 2024
「The Art of Tea」藝大アートプラザ
「ギャラリーに行こう 2024」数寄和ギャラリー
Gallery美の舎 学生選抜展2024 奨励賞
第9回 石本正日本画大賞展 入選
第51回 創画展 入選 (以後、2025年)
個展「リネンと海岸」 Galerie Petit Bonheur
TOKYO GEIDAI ART FES 2024

2025年
藝大アートプラザ・アートアワード 2025
「Happy New Start」 N11ギャラリー
第51回春季創画展 入選
「ドン・キホーテによろしくChasing Windmills:Regards to Don Quixotes」 藝大アートプラザ
個展「淡々と、あるいは恥ずかしそうに」 Gallery美の舎
「NELL」 japanese painting exhibition キラリナ京王吉祥寺
「いとま展 其の一」 團上邸galleryいとま

2026年
「Will+s 25展」-日本画新進作家選抜展- 優秀賞
第74回東京藝術大学卒業・修了制制作展

<コメント>
展示を開催していただきありがとうございます。
今回の展示では自分が本当に見せたいものが展示することができたと思います。

鑑賞してくださる者に「見えない物語」や「語られない感情」を想起させる時間や空間が生まれることを目指しています。
そのような感覚的な引っかかりや個人的な空間を作品と鑑賞者の間に立ち上げていくことができたら幸いです。

 

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